東京へ夫婦ふたりで旅に出て感じたあれこれ
2016年、師走。
みなさんいかがお過ごしですか??
わたしたちは、夫婦2人の大忘年会と称して、東京へ3泊4日で遊びに行ってきました。
わたしが長いこと追いかけてる、ある作家さんのイベントが有り、それにどーしても参加したかった為、一年前からこの時期は東京に行くと決めていました。
イベントのチケットも無事取れて、直接会うことが出来ました。やったーー!!
2016年は、わたしが会いたかった人に会えると言う出来事が頻発しました。
今回の東京もまさにそんなハプニングが湧き起こり、ゴッドなタイミングに喜びは大爆発。
だけど、そんな心とは裏腹に体力がーーーー。ついてこない(泣)
まぁかなりの距離を歩いたり、朝まで遊んで羽目をはずしたりしてたので、当たり前だな。決して、年齢のせいではないわ。
…うん。
その間、3人の子どもたちはどうしてたかというと、わたしの母に岡山からわざわざ出てきてもらい、おまかせしました。
それと、日曜日に学校の行事があったのですが、お友達のママさんたちがサポートしてくれたりと、周りの方々に本当にお世話になりました。
でね、こういう事は世の中的に、「どうなの?それ??」とツッコミ所満載なのも知ってる。
仕事ならまだしも、完璧に遊びで子どもを置いて旅行に行くって発想自体、
「意味不明!」
「子どもたちが寂しがらない?」
「罪悪感とかないの?」
「心配じゃないの?」
「子育てが終わってからでいいんじゃない?」
とかとか。後は無言で呆れられて失笑。
要は「親らしくない、非常識。」ってことかな?
こういうのって特に、母親である女性…わたしに向けられることって多い。
なので、今回はその辺のことを独自の目線で書いてみよう!!
まず上記のような感情は、わたしの腹の底から一ミリもない。一度も思ったことがない。断言!!後ろ髪ひかれながら遊ぶくらいなら、わたしは遊ばない。
わたしには、行きたいところが山ほどある。そしてそこは、子連れで行ける場所ばかりではない。
仮に子どもたちに、悪いな〜と後ろめたい気持ちを持ちながら遊んでたら、それは必ず伝播する。すると、『子どもを置いて遊びに行くこと』は本当に悪いことになる。お互いにとって良くない結末。
子育てが終わってからなんて、とてもじゃないけど待っていられないし、わたしの今は今しかない。子育ても自分の好きなことも、並行して全力でやる。中途半端は嫌だ。
わたしは、それこそ子どもたちが小さい頃から、手をあまり貸さないようにしてきた。靴をはくのも左右反対に履こうが、ごはんを食べるのもぐちゃぐちゃに汚れようが、よちよち歩きで時間が掛かろうとも、手を貸さなかった。ただ側で見ていただけ。
当時周りからは相当に色々言われたが、この子達なら出来ると信じて疑わなかったし、実際そうだった。
だから今ではわたしなんかより、よっぽどしっかりしていて逞しい。もう精神年齢は、遥かにわたしよりも上。もちろん失敗もあるけど、それがまた学びになっているようだ。
それに元々我が家ではShakaちゃんやわたしが、ピンor二人で出かけていくことは、珍しいことでもなんでもなくよくあることで、子どもたちはそこを疑問に思うことはない。
そして、Shakaちゃんや周りがよく許してくれるねと、羨ましがられる。それは恵まれていて、本当にその通りだと思う。それに付け加えご覧の通り、わたしの中に罪悪感がこれぽっちもないのだから、周りも突っ込みどころがないのだろう。
ある女性DJの方がよく言っている。
「誇りをもって遊びましょ♡」
その通りだ。
わたしも、正々堂々と胸を張って思いっきり遊んでいる。
そしてわたしは、ストレス発散とか息抜きする為に遊んでるんじゃない。これ、周りからよく言われるんだけど、「世の中の主婦は皆ストレスが溜まっている!!」と言う前提がどうやら多くの人の中にあるのを感じて、毎度辟易するし、なんだか傷つく。
わたしはただ単に本気で遊びたいから、遊んでいるだけなのに。
…ここまで読んで勘違いしないで欲しいのは、自分勝手になんでも思いのままにやってるわけでは無いということ。バランスは大切。
わたしのベースは3人の子どもの母親。実家も遠いから、普段は夫婦2人でその役割を賄っていかないといけない。Shakaちゃんも今では、家事育児に非常に協力的で自ら進んでがっつり参加してくれている。
そして家族と過ごす何ともない日常こそが、わたしの幸せの根っこ。そこがなかったら、遊んでもきっと虚しいだけだし、遊んでも遊んでも、心は満たされることはないだろう。
子どもたちが心身ともに健康で、すくすく成長しているから、こうやってなんの心配も無く安心して出かけられる。
わたし達が東京から帰ってきたのは夜中だったんだけど、鬼の居ぬ間になんとやらで、家のそこらじゅうに、子供たちがのびのびと過ごした形跡があった。
冷蔵庫の中には、おばあちゃんに買ってもらったのか、普段わたしが買わないようなものがしまってあった。
Shakaちゃんは、玄関から一目散に、寝ている子どもたちの側に行き舐め回していた。
わたしに、「汚いからやめてー。お風呂入ってからにして。」
と怒られ、しょんぼりしてたけど…(笑)
そしてShakaちゃんには旅の終わりに、
「Halu〜、こうしてみたらお前ほんまええ女やな〜。」
と言われた。
ええーーーー!!嬉しい♡
さらに惚れさせてしまったじゃないか。
っと思いきや、Shakaちゃんの言葉は続く。
「この数日、イライラしてなくて〜。」
ゔぅーーー。そんなん言わないでよ〜(泣)
…ということで、今回スーパー楽しすぎた旅の中で、色々考えた。
わたしは正々堂々本気で遊んでいる。母親と自分自身、表と裏を行ったり来たりしながら、安らぎと刺激の両方を求めて、一度きりの人生を生き切ります。
でもそれって一般的には、なかなか理解の得られないことなのかな??それでも実際わたしがこうしていられるのは、 Shakaちゃん筆頭に家族が相当にナイスだからだ!!とつくづく感じた。
数日の刺激満載な東京Daysで、わたしは最上の自己満足と自己肯定と、そして家族の愛を感じることができた。
めでたし♪
:Halu