平成30年7月豪雨に故郷が襲われた!わたしの今する事はいったいなに?
前回のブログに書きましたが、わたしの故郷は被害の大きかった岡山です。
前回のブログでは、私的な体験を書いたのですが、今回は、
『直接被害に合わなかったわたしの今する事はなに?』
について考えてみました。
すぐに思いつくのが、ボランティアや募金となるでしょうが、もっとフォーカスをグッとわたしに向けて考えてみました。
結論から言うと、
『こんな時こそ普通に今まで通りの生活を送る』
わたしは、この事を3.11の時に強く思いました。
日本全体が自粛モードに包まれ、近所のスーパーやコンビニも真っ暗でした。全く意味のない節電を呼びかける、善意からくるだろう情報もSNSで流れました。
普通に暮らしている事自体が、不謹慎だというムードに覆われ、絆という言葉が駆け巡りました。
被災地が大変な時に、自分が楽しむなんてもってのほかだったのです。
わたしはこの時なんとなく、そんな波に押し流された自覚があります。
被災された方に想いを寄せるのは、人の感情として自然なことです。
ただ、被災された方は今も炎天下の中、精神的にも環境的にも苦しい思いをしているんだから、直接なにもできないとしても、その代わりに、わたしも倹約・自粛しよう、贅沢なんてもってのほかだ、と言うのはどうだろう?
わたしが、被災地を思ってとる行動が、倹約・自粛だとすると、まったく関係のない所に迷惑や損害が出るでしょう。
災害にあわなかったわたしが、同調しても自己満足なだけで、誰の助けにもならないし、それどころか逆効果です。
災害に合わなかった所にある、いつもは人でごった返す観光地も、人が少ないと聞いています。
飲食店や娯楽施設は、一番影響を受けやすいかもしれません。
つまり何が言いたいかと言うと…
被災地を思うが故の、自粛という落とし穴にはまらず、
たまたま運の良かったわたしは、微力でも経済を回し、街の活気に貢献した方が良いはずです。
こんな時だからこそ、自分が積極的に楽しむことで、回り回って被災地の復興につながり、誰かを笑顔にすることができると本気で思っています。
なので、わたしもあらかじめ決まっていた予定をキャンセルしませんでした。
今回の災害は範囲がとても広く、わたしの様に故郷が大変なことになった方が、沢山いると思います。
縁のある方を亡くされた方もいらっしゃることだと思います。
わたしは、常に状況をテレビやネットや故郷の友人に聞いていますし、正直見れば見るほど悲しくなります。
だけど、
『こんな時こそ普通に今まで通りの生活を送る』
このことに尽きると思います。
これから夏休みに入ります。
我が家の子ども達もとても楽しみにしています。
災害に合わなかったわたしがまず今することは、普通に生活を送ることです。
このことが不謹慎だと言うことは、決してないはずです。
:Halu