②無人島一週間自給自足生活までの道のり
この夏、無人島で一週間自給自足で生活するというプログラムへ参加することになった長女(小5)ですが、当初本人はまだそのことを知りませんでした。そう、親が勝手に盛り上がっているだけでは、この「無人島一週間自給自足生活挑戦に長女を挑戦させるための親の挑戦」は成功しません。いかに長女(小5)をその気にさせるのか。まずは、やんわりジャブを打ちます。
Shaka:な〜 夏休みに無人島へ行く?
長女(小5):家族でキャンプ?
Shaka:違うよ。会ったこと無いけど、他の小学生達と。きっと新しい友達いっぱいできるよ。
長女(小5):う〜ん、どうしよっかな〜?行こうかな〜?やめとこうかな?
ここで、すかさずオフィシャルホームページに載っていた、無人島の楽しそうな写真を見せる。
長女(小5):なんか楽しそう。行く!行く!
Shaka:よっしゃ〜〜!!早速申し込むよ。
長女(小5):うん(^^)
Shaka:(^O^)v
という感じで、「無人島一週間自給自足生活挑戦に長女を挑戦させるための親の挑戦」の第一関門は突破されました。
無人島本番まではこんな感じで進んでいきます。
【重要!】
ここからの情報は、あくまでも今年はこうだったという情報なので、次回も同じとは限りませんので注意して下さいね。かならずチャレンジアイランドのホームページで最新情報を確認してください。よろしくお願いします!!
事前説明会
まず、参加を迷っている子供さんやお母さんのために、チャレンジアイランドの概要説明や、不安なこと、聞きたいことをクリアーにするために事前説明会が開催されます。事前説明会は二日間あって、場所を変えて開催されたので、僕たちは行きやすい姫路市市民会館を選択しました。説明会の場所を変えて開催してくれるあたり、事務局さんの配慮が嬉しいですね。
この説明会で、初めてチャレンジアイランドの隊長えのちゃんにお会いしました。
長女(小5)に、えのちゃん隊長の印象をきいたら、すごい人!となかなか好印象。
僕自身も、この人にならお任せできるなと初対面ながら確信のようなものを感じました。
概要説明では、ホワイトボードに手描きされた無人島の地図を見ながら、トイレの話やお風呂が無いという話などなど、島での生活について沢山の話をしてくれます。説明会をとおし、えのちゃん隊長は親である僕にではなく常に長女(小5)に対して語りかけ、長女(小5)本人が主人公であるというメッセージを発していたと感じました。素晴らしい!!
ちなみに、この事前説明会は希望者のみの参加で大丈夫です。遠方の方(今年は東京からの参加者もいるらしい)や特に質問がない方は、いきなりエントリー(申し込み)で問題ないです。
エントリー(申し込み)
チャレンジアイランドのブログで、エントリー開始がアナウンスされます。
エントリー方法は、ホームページにあるエントリーフォーム、もしくは生涯学習サポート兵庫への電話で可能です。ただし、来年も同じ方法かどうかは分からないので、オフィシャルホームページで必ず確認してください。また、エントリフィーを事前に振込か直接事務局に持って行く方法で支払う必要があります。金額や支払い方法は変更になる可能性もあるので、こちらもブログで最新情報を確認下さい。
審査
審査は第一次審査(作文)と第2次審査(面接)があります。
作文は、200~400字で、テーマは「私がなぜ無人島一週間自給自足生活に挑戦したいか」
作文提出時に、第二次審査(面接)の希望日を伝えます。
長女(小5)に作文書けるかな?と思っていましたが、結構スラスラと書いていました。
第一次審査(作文)通過の連絡はハガキでありました。
そのハガキに第二次審査(面接)の日時場所が書かれています。
第二次審査(面接)は、チャレンジャー1人で望みます。
保護者は面接会場には入れません。後日オフィシャルブログによると、緊張のあまり泣き出した子もいたらしいです。さすがの長女(小5)も入室するまでは緊張していましたね。質問は作文に書かれていたことについても聞かれたらしいです。
第二次審査後日、通過者には「参加決定通知」と「チャレンジアイランド読本」が送られてきます。
このチャレンジアイランド読本は無人島本番に向けたバイブルであり、ボロボロになるまで読み込むことになるので、事前にコピーをとっておくことをお薦めします。原本を子供に渡して、親はコピーの読本を確認しながら準備に漏れが無いかをチェックします。あくまでも主役は子供本人であることを肝に命じながら。
事前セミナー①
親子オープニングワークショップと保護者説明会「チャレンジアイランドとは?」
親子で参加し、チャレンジアイランドのねらいや活動内容の説明を受けます。
この日初めて他のチャレンジャー達に会うのですが、恥ずかしさもあってか、やっぱりどこかぎこちない雰囲気。でもさすがえのちゃん隊長!開始早々のアイスブレイクで会場が一気に一つになりました。
アイスブレイクの内容は、ここでは秘密にしておきます。(僕も他の所で使おうっと)
Q&Aでは、お母さんからも沢山質問が飛んでいました。心配なんですね〜分かります!
子供の質問はホッコリするものが多く、「冷えピタ持って行ってもいいですか?」とか「浮き輪はスイカの模様なんですが割られませんか?」とか、もうかなり心温まりました。
また、チャレンジアイランド経験者からのアドバイスも聞けて、チャレンジャー達の不安も随分解消された様です。
事前セミナー②
ライフセービング研修「海で自分と仲間の身を守る方法」
セミナー2回目は、須磨海水浴場でライフセービング実習。
子供を送り届けたら、あとは終了時のお迎えまで保護者の出番はありません。
自宅が近い保護者さんは、いったん自宅に帰ったり仕事に戻ったりしていました。自宅が遠い僕は、夕方4時まで現地待機です。
ちょっとセミナーから内容は外れますが、現地待機の保護者さんのために、須磨海岸の情報について書きますね。
平日ということもあってか、駐車場は余裕がありました。
ビーチには個性的な海の家がたくさんあって楽しかったです。
各海の家は組合に所属しているので基本システムが統一されているそうで、どの海の家も1,000円でシャワー浴び放題。荷物の出し入れ自由。プライベートスペース使い放題!ととても良心的な価格設定。
僕はその中からプライベートスペースが畳みで寝っ転がれる一軒をチョイス。夕方までゆっくりビーチを堪能しました。
午後4時半にセミナー終了。長女(小5)を迎えに行きます。真っ黒に日焼けしたチャレンジャー達。もうすっかり友達です。
シュノーケルの使い方を教えてもらったらしく、事前に地元でシュノーケルの練習を積み重ねてきた長女(小5)は、「余裕〜〜〜」だったらしいです。そりゃ余裕でしょ。練習いっぱいしたからね。
地元でたくさん海水を飲んで、ゲボゲボしたことは秘密にしておいてあげます。
事前セミナー③
野外スキルアップ研修「火起こし、クッキング、テンティング」
最終事前セミナーは、一泊二日で実際にキャンプしながら無人島生活に必要なスキルを身につけます。
- テントの設営撤去方法
- 火おこし
- 魚のさばき方と料理
- グループワーク
その他、実際に懐中電灯を使ったり寝袋を出し入れしてみたりを体験しました。
長女(小5)は生後6ヶ月からキャンプばかり連れて行かれているので、またまた「余裕〜〜」だったらしいけど、無人島生活はそんなに甘くないと思うよ。
さー以上で事前セミナーも全て終了!あとは本番を待つばかりと思っていたけど……
つづく
:Shaka