夏休みに完敗した、三児のおやつママの話
突然ですが、わたしこれでも3人の母親です。それもそうなって、もう8年も経ちました。子ども達も、健康でご飯もモリモリ食べて外で元気に遊んで、随分成長しました。
子ども達はわたしにとって最大の喜びです。
がしかーし、そんな微笑ましい思いだけで、子育てができるなんてありえませーーん。
世の中夏休み期間真っ最中。朝起きた瞬間から、「3人の喧嘩と文句劇場」。やいのやいのマジうるさい。
朝もきれいに片付けて掃除して、仕事から帰ったらぐっちゃぐちゃに散らかった部屋×毎日。
オーマイガ。ビービービー。コーション、コーション!!頭の中で鳴り響くサイレン。
みなさーん、こんなん耐えられるー??
わたしも高みの見物なら笑って見てられるが、狭い部屋でヘトヘトヨレヨレな精神では、もう無理だー。
と完璧に夏休みに完敗しました。まだ終わってないけど…(泣)
そしたらー、神降臨。Shakaちゃんが、一泊で子連れ狼キャンプに旅立ってくれました〜。
いぇーーーい!!
一応「ママ一人ぼっちで寂しいな〜」とバレバレの芝居で子供達を送り出し(ママ嘘やろ?!とツッコまれながら)、にやける顔を押さえつつ、二度寝〜。
それから、昼から夜まで一人でそこらへんぶらぶらしながら、遊びつくしました。
楽しかったーー。最高だな。これが本当の夏休みだよね。
だけど…。
家に着いた途端、あれあれ??いつも汗でべたべたの身体で抱きつきに来るあの子がいない。しーんとしてる部屋がなんだか物足りないなぁとか思えてきた。
「Shakaちゃーん、写真送ってー」「ここ、やや電波悪いー」
えーーっ。とか思ってたら、でかい蜘蛛が出てきて、怯えながらそーっと掃除機で吸って掃除機をベランダに出して…
「いつもなら、子どもたちがなんとかしてくれるのにー」
ってもうわたしがホームシックやんかー。
結局、いたらいたで疲れるし、いなかったらいないでまぁまぁ寂しいという結論に。なんて自分勝手なんでしょーか??
だけど、久々に一人の贅沢な時間を味わい、昼からお酒飲んで、とっても静かな時間の中、うるさくて煩わしいだけだと思っていた子どもたちとの日常が、実はわたしにとっては自分の一部分で、欠けるとそのピースを探しに行きたくなる衝動にかられる。
そして、うるさくて煩わしい時間も永遠のように思えて実はそうではなく、もしかしたら、いや確実に残り少ないんだろう。だってあの子達は、毎日着々と大きくなっている。
全く隙間のない日常に埋もれて、わたしは大切な事をすぐに忘れる。
あの子達がわたしの一部分である時間は、残りすくない。どんどん輪が解かれて、パチンと完全に離れ離れになる瞬間はもうきっと目の前。
もっともっと、『完敗する日々』を『乾杯する日々』にひっくり返そう。
と、思いがいろいろ巡った一泊二日を過ごし、日常に戻った。…モドリマシタトサ。
朝から暑いのに「ママ〜♡」と木に止まる蝉のごとく抱きつかれ、3人の喧嘩&文句劇場からの幕開け。
かっ…カンパーーイ!!←さぁどっちのでしょうね?(笑)
あー色々と自信ないなぁー(泣)
最後に、きっと自分も一人の時間を過ごしたいはずなのに、わたしに譲ってくれて、暑い中ビールも飲まずキャンプに行ってきたShakaちゃんに、最大の感謝とリスペクトを込めて、この記事を書きました。ありがとねーー♪
:Halu