イイ物を買ったよ。それは……「体験」だ!


ども!Shaka(@shaka2jp)です。

先日、家族5人で地引き網体験に行ってきました。

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今回で2回目の参加なんですが、大人も子供も一緒になって、汗だくになって、重い地引網を引っ張って、笑って、食べて。天気も最高で、とても気持ちのいい1日でした。

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実は、この地引網には子供たちには明かせない”大人の事情”があるんです。あまり詳しく書くと差し障りがあるかもしれないのでサラリと。

この”大人の事情”、聞くところによると結構有名らしく、「他でもやっているよ」とのこと。そうカンの良い方ならもう分かりますよね。まーいわゆる「仕込」ってやつです。

もちろん妻のHaluも僕もそのことは分かっていて、それでもコストをかけて参加することを選びました。もちろんそれには理由があります。 子供たちのキラキラした笑顔を見たいから、そして大きな大きな網を引っ張って魚を捕るという「体験」をしてほしいから!

今の時代、何でもクリック一つで欲しい「物」が手に入る時代。わざわざ出かけていって何かをするということが少なくってきてると感じます。体を使った体験が少なくなってきているので、何をしたらいいのかも分からない。

うちの子にしても例外ではありません。自宅の裏に山があるのに秘密基地を作ることもなく、ドロドロに服を汚すこともない。時間をもてあましているかのよう。

う〜ん、なにかおかしくないかい?

常日頃から僕の頭の中 に、このなんとも言えない違和感がグルグルグルグル渦巻いています。だから、やり方が合っているかどうかは分からないけど、できるだけ沢山のことを「体験」してほしいと思っています。

大人になって覚えていることって何でしょう? 無理を言って買ってもらったローラースケート? いや、買ってもらった「物」よりも「体験」したことの方が鮮明に記憶に残っていたりします。

お袋の田舎に里帰りするときに乗った寝台列車のにおい。

さっきまで座っていた座席が、ガチャンガチャンと二段ベッドに変化する音。

兄と、寝台列車の2階のベッドに寝る権利を賭けた、ジャンケンをする光景。

兄から勝ち取ったベッドに寝そべりながら、小さな窓の外を流れる景色を、眠気と戦いながらずーっと眺めていた感覚

こんな記憶(体験)が僕の中にいっぱい積み重なって、今の僕があるんだと思います。

だから今回は、地引網という「体験」をポチっとしました。結構コストはかかったけどね。でもいいんです。これからも、できるだけ子供たちのために「体験」をポチッとしていこうと思ってます。もちろん、ポチらずとも親である僕たちがセッティングできることは2人力を合わせて。

地引網の帰り道、長女が「なー あの魚って、初めから入ってたんやろ。だって、去年と同じやったもん。」と笑顔で僕に言いました。弟や妹には聞こえないよう小さな声で。

:Shaka


2016-05-24 | Posted in ThinkingComments Closed 

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